Astronaut

宇宙飛行士に憧れていました。科学、ポルトガル語、アニメ、ブラジルetc、取り扱っております。

ポルトガル語の不完全過去形ってすごい便利なので、しっかり使えるようにするべき。

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ポルトガル語には完全過去形と不完全過去形がある。
基本的な内容はやはり参考書にある通りに覚えれば問題ないと思う。
僕の持っているある参考書には不完全過去について4通りの用法があるように書いてあるが、要は日本語に訳すと 「~してた」「~てた」「~ってた」 という形になるときに不完全過去形を使うということである。つまり“て”が入る。ややこしければそのように覚えて問題ない。これは英語にはない形の文法である。完了形の継続と過去進行形の中間のようなイメージで使えばいいのではないか。
不完全過去形はとても便利で、慣れると僕たちも普段の日本語でよく使っていることが分かると思う。
例えば、saber(知る)動詞の場合、1人称単数形で考えると、

Eu sei  (私は知る or 私は知っている) ・・・・現在形
Eu soube (私は知った)          ・・・完全過去形
Eu sabia (私は知っていた)        ・・・不完全過去形

知るという動詞で比較すると上のようになる。
さて上の例の場合、完全過去形と不完全過去形どちらが日本語でよく使うだろうか。・・・・ saber動詞の場合は圧倒的に不完全過去形だと思う。友達と会話をしながら、何かに対して「あれ知ってた?」と尋ねる場合も、つまるところ、“て”が入っているので不完全過去形で「sabia?」となり、よく使うことがある。このように不完全過去形はとても簡単に「~していた」という、“線”の過去を表現できるので、是非ともしっかりマスターしたい文法である。  かと言って、例えば、「買う」という意味のcomprarの場合は完全過去のほうが普段生活していて使う機会が多いような気がする。
まぁ要するに実践的にはどちらも使うし、動詞によっても違っていたりするということだ。
この記事はただ不完全過去すげー便利だよ!!ということが言いたくて書いた。それだけだ。

じゃあ次の文、

Quando eu era o universitário, eu estudava matemática.
大学生だった時、数学を勉強していました。

この場合2回不完全過去形が出ている。era(serの不完全過去)とestudava(estudarの不完全過去)である。大学生だったのは、過去に何年か継続した出来事なので、線の過去となり不完全過去形を使う。その間勉強していたというのも同じ。

また次の文、

Eu jogava basquete com meu amigo ontem.
Eu estava jogando basquete com meu amigo ontem.
私は昨日、友達とバスケットをしていました。

このように日本語だと同じ訳になる。違いは何だろうか。100%とは言い切れないが、どちらを使っても別に構わない。意味は通る。要するに言いたいのはそんなに文法にとらわれすぎて、ビビらなくてもいいよ!ということである。ちなみに実際ブラジル人でも文法がめちゃくちゃな人はたくさんいる。
ただ上に2文の違いを言うと、上の文は不完全過去形で、昨日バスケットをある一定時間やっていたという事実を伝えているのに対して、下の文は過去進行形なので、まさにバスケットをプレイしていた躍動感や動きが強調される言い方である。

以上短い記事だが、不完全過去形は活用形をしっかり覚えて使えるようになるととても便利だということと、例えば自叙伝のような過去の話が出てくるポルトガル語の本などでは頻発するので機会があったら見てみるといいかもしれない。