Astronaut

暮らしを豊かにするWebメディア。科学、ポルトガル語、アニメ、ブラジル、生活の知識etc、取り扱っております。最近は暗号通貨にハマりそうです。

ポルトガル語 接続法についての補足説明のようなもの

【スポンサーリンク】

f:id:kenya316:20161206174349j:plain

ポルトガル語には接続法という訳のわからない文法がある。
それは、話し手がある事柄を想像、仮定、願望などの通して述べる場合に使う。
要するに事実ではないことを述べる場合などに用いられる。可能性がそれほど高くないイメージがある。形としては基本的に次の二つが多い。

① 複文のqueの後
② Se, mesmo que などの仮定法

場合によっては例外もあるが、この二通りをまずしっかり押さえておくと良いのではないだろうか。
ただ普通に会話するときは接続法の活用形を使うのはあまりないように思われる。(僕が聞き取れなかっただ毛かもしれないが)ぶっちゃけ、接続法の活用形を使わなくとも意味は通じる。後で紹介する、se quiser やse fosse、 mesmo que fosse, se tiverなど、この辺りは何回も口で言って慣らして、さらっと口から出てくるようにすると良いと思う。なぜかと言うと上のものは、自身が話すときにもよく使うのではないかと思われるからだ。

基本的な例

Eu vou para o Brasil・・・・・直接法
私はブラジルに行きます。
Desejo qeu ele vá para o Brasil・・・・・接続法
私は彼にブラジルに行って欲しい。


文の意味で分かると思うが、“彼”が実際にブラジルに行くかどうかはこれだけではわからない。このように接続法とは“可能性”を匂わせるものと思っておくとイメージしやすいかも。
ちなみにdesejoの代わりにqueroを使ってもよい。
Eu quero que ele vá para o Brasil.
こちらの方がより一般的で、英語で言えば、
I want (人)to ~ で(人)に~して欲しい。というのと同じである。
Você pode~とかよりも、少し遠回しに人に頼みごとをするときなどにたまに使うので、この形も何度も口で言って、慣らしておくと良い。
Eu quero que......  Eu quero que......  Eu quero que......  

Desejar やquerer以外でこの位置によく来る動詞はほかにもいくつかある。

Espero que~
Receio que~
Acredito que~

などもしっかり押さえておく。

仮定法のよく使う表現

仮定法のよく使う表現を熟語のようにもう暗記で覚えておくといいと思う。

Ex)
Se tivesse o dinheiro ,compraria o carro.
もしお金があったら、車を買うんだけどなぁ。


Se tivesse~。これはよく使う。~があったら、の意。その後ろの文の動詞は、不完全過去形か過去未来形を使うのが基本なので注意。
さて、この文のお金があったら、の“あったら”、は過去形である。だからter動詞の接続法不完全過去形を使っている。これを現在形にしてみたらどうなるだろうか。
(日本語)もしお金があるなら、車を買うんだけどなぁ。
この二つの日本語の文は意味が違うだろうか?
同じである。つまり、そんなに時制は気にしなくとも意味は伝わるということだ。日本語でも僕たちはどちらも普通に使っている。
しかも接続法を使わずに話しているのを現地(ブラジル)で何度も耳にしたことがある。

すなわち、
Se tem o dinheiro, compraria o carro.
これでも十分に意味は通じるので、恐れずに話してもらいたいと思う。

その他よく使うもの

Se quiser~
quiserはquerer動詞の接続法未来形。よって、もし~したいなら、という風に訳す。
 Se você quiser ser capaz de falar o japonês, eu vou te ensinar.
もしあなたが、日本語を話せるようになりたいなら、私が教えますよ。



Se fosse~  
もし~だったら、または、もし~に行ったら、と訳す。fosseはser動詞接続法過去形である。
Se eu fosse o passaro, podia voar livremente no ceu.
もし私が鳥だったら、自由に空を飛べるのになぁ。
Se eu fosse ao Japão, visitaria o Toquio.
もし日本に行ったら、東京に訪れるのに。



Se tiver ~  
もし~があれば(未来において)、と訳す。 tiverはter動詞の接続法未来形。
Se tiver força amanhã, eu vou jogar futebol com vocês.
もし明日力が残ってたら、君たちと一緒にサッカーをやるよ。



Mesmo que(接続法) 
たとえ~でも
これはきっと話していてもよく使うのではないかと思うのでしっかりマスターすること。仮定の逆説である。
Mesmo que fosse o professor, talvez não vai entender.
たとえ先生でも、たぶん分からないだろう。
Mesmo que não tivessemos o carro, conseguimos cheger lá a pé.
たとえ車がなかったとしても、歩いて何とか行けるよ。


なぜmesmoを使うのか。Mesmoは英語で言うとjustである。ちょうど~という意味が一番の原義なのだと思う。そこから派生して“まさに”とかそういう風にも使う。この場合もまさにと置き換えると何となくニュアンスがつかめる気がする。初めの文でいえば、まさにちょうど先生であったとしても、わからないだろう。先生という特定の人物にjustしているというか。なんとなくわかるかな。