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Astronaut

宇宙飛行士に憧れていました。科学、ポルトガル語、アニメ、ブラジルetc、取り扱っております。

本気でポルトガル語を極めたい人におススメのポルトガル語の参考書6選

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英語に比べれば、ポルトガル語のようなマイナー言語は参考書が少ない。書店に行っても、1,2冊しか置いてないことがほとんどだ。仕方がないから、僕はぱっと見で良さそうなやつをネットで買うが、ネットだと中々中身が吟味できない(本当は店で見てから買いたい派なのに)。種類が少ないと言っても、良い参考書を使うことは大切だ。ちょっと古いやつだと、文法や単語の意味のニュアンスが若干違ったりすることがあるからだ。ちなみにこの記事では、この辺りを買っておけば、外れることはないと思える、無難で簡潔で、なおかつしっかりポルトガル語を理解し、話せるようにするために活用できるのではないかと僕が感じる参考書を紹介する。

① ニューエクスプレス ブラジルポルトガル語

なんだかんだ言ってこの参考書、文法書が一番だと思う。そんなに厚くはないが、基本的な文法は網羅できるし、説明も非常に分かりやすい。無駄を省いて本当に必要なエッセンスを凝縮したような参考書だと思う。どこに何が書いてあるか覚えやすいので、リファレンスのように何度も開いて文法を確認することになるだろう。まずこの本で文法や活用をしっかりマスターする。会話文中などに載っている熟語なども、ピンポイントで的確に実践で使えるものが組み込んであるように思われる。この参考書に書いてあることをすべて理解し、単語熟語まで完璧に覚えれば、そこそこポルトガル語の力はついていると言える。

ニューエクスプレス ブラジルポルトガル語



② ゼロから始めるブラジルポルトガル語 文法編

この本も文法について丁寧に説明してある。上のニューエクスプレスだけだと、悲しいかな、一つだけ問題があり、どうも接続法についての説明と、その活用形が不足しているのだ。この参考書には絶対暗記して覚えるべき不規則動詞の活用と、接続法の活用も最後に表で網羅してあるので良い。
またpor cause de~とか acabar de~というように会話でよく使い、すぐに使える慣用表現も丁寧に乗っているのもこの参考書の良さである。ちなみにこの本、白水社の電子辞書(メモリーカード)の中には最初からデータが一緒に入っているので、電子辞書があれば買う必要はない。本気でポルトガル語をマスターしようと思ったら100%辞書は必要なので、つまり本を買う必要はない。

ゼロから始めるブラジル・ポルトガル語―文法中心



③ ニューエクスプレスの単語集

辞書でもいいが単語集も一つあると良いと思う。
このニューエクスプレスの単語集が良い。ポルトガル語は英語に比べると語彙力に乏しい。単語を知らないだけでなく実際に乏しい。この参考書にあるのを覚えれば、生活における単語力はほぼ十分だろう。
この参考書を進める理由がもう一つある。
載っている意味、そのニュアンスが非常に的確だと感じる。これは実はかなり重要なことで、さっきも書いたがポルトガル語は語彙に乏しい。その結果どうなるかというと、一つの単語の用途が広がる。確かに、ブラジルで生活していると、え?その単語そういう意味でも使うんだ?ということが起こる。これは慣れていくしかないのだけど、少しでもうまく覚えるコツは、一番その単語の原義を的確に捉えた日本語の意味で覚えておくこと”だと思う。
一つ例を挙げよう。
Tranquiloという単語がある。辞書では一番上には“安定した”とか“秩序正しい”というのが出てくるが、ほんの少し違うと思う。 日本語で最も的確にこの単語の意味を表す言葉は“余裕”ではないだろうか。生活しているとそういうニュアンスで使われることが多い。ちょっと感覚的な話なので分かりづらいかもしれないが、この単語集は最近のブラジルポルトガル語をしっかりとらえている。(僕が最初使っていたやつ古くては若干意味が違ってたりすることがあった。)

ニューエクスプレス ブラジルポルトガル語単語集



④ 歌って覚えるポルトガル語

この参考書にはボサノヴァやサンバなど、ブラジルの伝統的な音楽(イパネマの女、など)が13曲収録されている。僕もたまに移動時間などの隙間時間や中々集中できないときは、ブラジル音楽を聴きながら、ポルトガル語に浸ることがある(ほんとにたまにだけど)。
この参考書は別になくともよいが、載せた理由が一つある。この本は歌だけでなく文法の基本も載っているのだが、ポルトガル語の発音についての説明がとても丁寧。ここまでしっかり発音について説明してるのは、僕が今までに見た参考書のなかには他にない。発音はめちゃくちゃ大切なので以前記事を書いた。

www.kenya316.com

この本で、encontrar やatravesなどの単語に見受けられる tra が一音節で発音すると書いてあったのには感動した。その違いをブラジル人はちゃんと聞き取ることができるからだ。
CD付 ジョゼ・ピニェイロの歌って覚えるポルトガル語

⑤ 口で覚えるブラジルポルトガル語

僕がこのブログで作ってるポルトガル語シャッフルトレーニングのもうちょっとレベルが高い版がこの参考書だ。地元の図書館でたまたま見つけただけで、借りて全部読んだが、こういう教材はポルトガル語にはほとんど無いので、とてもいいと思う。なぜかと言うと、文法をすべて理解する、また単語をかなりの量暗記する、しかしそれでポルトガル語が話せるかと言うとそうではない。瞬時に頭の中で文を作って言葉にするのは、話す練習が必要だ。この参考書は見開きの右ページに日本語の文が並んでいて、その裏にあたる次ページにそのポルトガル語訳が載っている。この参考書を用いて単純な文をできる限り早くポルトガル語に言い換えてみる。間違っていたところは修正し、徐々に文法的にも完璧にしていく。その訓練を積むとスラスラと口をついてポルトガル語が出てくるようになるだろう。僕もその時はこの本は知らなかったが、そういう訓練をある時、ひたすらやっていたし、今も定期的にやっている。この参考書の文はちょっと複雑なので中級者向けだと思う。ちなみに僕がこのブログで公開しているのはもっと単純な文でその一番の目的は動詞の活用形に慣れることである。活用形も慣れれば、話しながら完璧に使い分けることができるようになる。

CD2枚付 口が覚えるブラジルポルトガル語 スピーキング体得トレーニング



⑥ ブラジル人による生きたブラジルポルトガル語 中級

僕はこの本を持っていないが、今気になっている。いずれ買うと思う。レビューでも良さそうなので、まだ何もポルトガル語の参考書を持っておらず、これから勉強を始める方は、この初級と中級のセットでもいいかもしれない。

ブラジル人による生きたブラジルポルトガル語 中級―基礎をとことん学びたい人のために



参考書は以上。上記の参考書で説明や理解のポイントが不足していると思う部分は、このブログの中で補足している(していく)。これだけあれば、マスターするのには十分だと思う。後はある程度文法などわかってきたら、ポルトガル語で書いてある本などを読みながら、わからない単語は辞書で調べ、語彙力や表現力、熟語力をつけていく。ラジオアプリやポルトガル語でブラジルのニュースなどを見るのも良い。