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ポルトガル語の使役動詞とdever動詞を使いこなそう。

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今日はポルトガル語の使役動詞について紹介しようと思う。
使役動詞については、あまり教科書に載っていないことが多い。英語で言うと、haveとかletとかmakeにあたる。
使役として使える動詞は3つほど。fazer,deixar,mandarである。

Fazerの使役

Fazerを使った使役には2通りの形がある。

①[fazer + (com) + que + 接続法]・・・させる。

fez que nomeassem o filho.
彼は息子が任命されるようにした。


A chuva fez (com) que eu não saisse.
私は雨で外出できなかった。(雨は私を外出させないようにした。)


②[fazer + 不定詞]・・・させる。

O terremoto fez tremer a cidade.
自身はその町を揺るがした。


ちなみに上の文は次の形でもいいと思う。

O terremoto fez a cidade tremer.
まず、自身がその町を~させた!といい、何をさせたのか?(tremer)を後に持ってくる。英語だとこの形が基本なので、この方が自然に感じると思う。


O professor o fez guardar o livro.
先生は彼にその本を保管させた。


これもoがfezの後の方が自然に感じる。

O professor fez o guardar o livro.


deixarの使役

deixar とfazerは少しニュアンスが違う。
ちなみにdeixarは英語で言うとleaveに近い気がする。
Deixarには(そのままに)残す、という意味がある。
そこから連想して、~を可能にする、とか、(~の状態のまま)にさせる、という使い方が使役と通じる。

A neve não deixava andar
雪のために歩くことができなかった。
固い言い方をすると、雪は歩くままの状態に私を残さなかった、ということ。


A transação deixou-o rico.
その取引は彼を金持ちにした。


Meu chefe não deixa me ir embora.
私の上司は私を行かせてくれない。


deixarは日常で一番よく使う動詞の一つ。しっかり様々な使い方をおさえておくと良い。

mandarの使役

mandarは使役というよりも元々“命じる”という意味なので、あまり使わない方が無難だと思う。

mandar buscar
探しに行かせる。


Mandar fazer o terno sob medida.
注文で背広を作らせる。


O professor manda os alunos entrar.
先生は生徒たちに入るように命じる。


dever動詞について

deverは使役ではない。ついでに取り上げただけ。
やはり教科書にあまり載っていないことが多いが、quererやpoderのように、英語の助動詞のように使えるので、しっかり使えるようにしておきたい。名詞としては“義務”という意味。
英語のshouldにとても近い。

~しなければならない
~すべきである
~に違いない
~だろう
~はずだ

~しなければならない、というと真っ先に思いつくのはter que~だ。ter queはより口語的で、deverは文中に多くやや堅いイメージがある。

O estudante deve estudar.
学生は勉強しなければならない。


Devo partir dentro em pouco.
私は間もなく出発しなければならない。


Deve chover hoje.
今日はきっと雨が降るだろう。


Todos os homems devem morrer.
人はみな、死ぬべき運命にある。