読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Astronaut

宇宙飛行士に憧れていました。科学、ポルトガル語、アニメ、ブラジルetc、取り扱っております。

【クロムクロ】っていうロボットアニメが超面白い!!って思った話.

【スポンサーリンク】

f:id:kenya316:20170317201558j:plain

クロムクロっていうアニメを知っていますか?
最近ふと気になって見てみたんですが、このアニメすごく面白いです。先に言っておくと、いわゆるロボットアニメです。ロボットアニメというと敬遠する人もいると思いますが、そんな人にも自信を持って進められるアニメです。ロボットアニメとしてはエウレカセブンやグレンラガン、ガンダム、その他の、数あるロボットアニメよりも間違いなく上です。個人的にはコードギアスの次に面白いロボットアニメで、次にアルドノア・ゼロや彗星のガルガンティアが続くと言った感じです。つまり僕にとって第二位のロボアニメに躍り出ました!今日はそんなクロムクロの魅力を全力で紹介したいと思います。
ネタバレはほんの少ししかありません。

クロムクロってどんなアニメ?

f:id:kenya316:20170317201509j:plain

何度も言ったようにクロムクロはロボットアニメですが、上手くに日常回を挟んでくるのでロボット+日常アニメという感じに仕上がっています。そのバランスも絶妙です。

簡単にシナリオを
2016年。日本の富山県には国連主導で造られた「国際連合黒部研究所」が置かれ、過去にその地で発掘された「アーティファクト」と呼ばれる遺物の研究や、人型機動兵器の「ジオフレーム」の実験が行われていた。
ある夏の日、研究所所長の娘である白羽由希奈は、母が忘れた携帯端末を届けようと友人の荻布美夏と二人で研究所を訪れる。だが、突然現れた謎の飛行物体が富山周辺へと落下。落下地点から多数のロボットが出現し、研究所を襲撃する。守備隊が相手を迎撃する中、由希奈が触れたアーティファクトの「ザ・キューブ」から裸の男が飛び出し、彼女を「姫」と呼んで敵に立ち向かった。-wikipediaより

制作はP.A.Worksが担当しています。
P.Aといえば、凪のあすからやTari tari、花咲くいろは、SHIROBAKO、Angel Beats、charlotteなど、どちらかと言えば、ちょっと変わった路線の日常アニメが多く、ロボットで命がけで闘うようなシリアスなものは今までなかったですが、こういうアニメも作れるんだ!とこのクロムクロを通して思わされました!まぁ僕個人もPA作品とは相性がいいなとも思いますが。
クロムクロはロボットと侍を組み合わせています。ロボットによる戦闘シーンも素晴らしいグラフィックです。さすがPA!本当、CGがきれいで、迫力のあるバトルでありながら、ガンダムのようなエネルギーを放つような攻撃の仕方はありません。ロボットで刀で闘うんです!!侍ロボットみたいな。その発想が意外に斬新で第二話にして見事に引き込まれました。

キャラクター、一人一人を大切にする。

クロムクロに登場するキャラの特に魅力的に映ったキャラたちを少し紹介します。

主人公の剣之介

f:id:kenya316:20170317201557j:plain

450年前から蘇った侍。当時はクロムクロに乗って、雪姫とともに“鬼”と戦っていた。剣之介は雪姫にとても忠実で450年前に雪姫を死なせてしまったことを悔いて死に場所を探しています。侍ゆえか、己の信念に従って突き進むタイプのまっすぐな性格で、少々荒いですが、根は優しい、そういう人間に描かれていたのではないでしょうか。
最初はテレビやケータイに向かって“箱の中に人が!?”とか本気で言っていますが、だんだん現代になじんでいきます。タブレットを使いこなし、知恵袋で質問したり、Amazonの通販を利用したりと。鬼と戦うのも雪姫の仇であるからです。しかし、由希奈から鬼を倒した後のことも考えておいた方がいいよ、と言われたり、現代について学ぶために通うことになった学校の先生から進路希望を聞かれたりする中で、少しずつ意識が変わっていきます。

白羽由希奈

f:id:kenya316:20170317201600j:plain

クロムクロのヒロイン。
P.Aの女の子はいつも本当に可愛いんですよねぇ。。。松前御花しかり、和奏しかり、みゃーもりしかり、友利奈緒しかり、いつもそうなんですが、自然体で少し素朴な感じ、そして壁にぶつかりながらも必死で生きている感じがP.Aのヒロインの共通点だと思っていますが、由希奈もそんな感じです。
由希奈のイメージを一言で言えば、“普通の女子高生”です。ホントに普通!普通すぎる。だがそれがいい。緩い地形マニアという超微妙な設定もあります。しかし、たまにその設定を生かしてくるところもとても良いです。声優の演技も上手いです。
由希奈は剣之介に雪姫と間違えられて結局一緒にクロムクロに乗ることになりますが、やっぱり怖いんですよね。そりゃそうですよね。普通の女子高生だったのに、いきなりロボットに乗って鬼と戦う羽目になったら誰だってそうです。途中でもう乗りたくないと言って逃げ出したり、敵にさらわれたり、軍人の強化合宿に参加したりと散々な目に遭いますが、その一つ一つをたくましく乗り越えていきます。本当に特別なところは何もない。普通の女子高生でありながらなんだかんだ肝が据わっている、そういうところが由希奈の魅力だと思います。

ソフィー

f:id:kenya316:20170317201506j:plain

GAUSというクロムクロと一緒に戦うロボットのパイロット。フランスからの留学生で由希奈の同級生でお嬢様。
由希奈がクロムクロに乗るようになった時に“どうしてあなたが?”みたいなことを苦虫を噛み潰したような顔で言ってたので、最初はちょっと陰湿なタイプのキャラかと思ったら全然違いました。あの言葉はきっと由希奈にあまりにも覚悟が見受けられなかったので出てしまったのでしょう。
とても人格的にも優れた人物です。冷静に状況を判断し、正しく人を認めることができる、そんな感じです。物語の後半、とある人物がソフィーにだけコンタクトを謀ってきます。その人物曰く、“君が最もクレバーに動いていた”とのこと。そこまでアニメを見ていればそれが納得できると思います。

f:id:kenya316:20170317201514j:plain
“いいえ、予定より15秒早いはずです”

セバスチャン

f:id:kenya316:20170317201516j:plain

ソフィーの執事。
超有能。半端ない。マジで何でもできる雰囲気を醸し出している。コンピュータにも強くソフィーにとても忠実で物語の後半、怒涛の活躍を見せる。
ランボー。
“一太刀目をスウェーでよける癖は変わっていませんな、お嬢様。”

ムエッタとゼル

ネタバレになるので、画は載せません。二人とも非常に良キャラ。物語の超重要人物。


ユーチューバー

f:id:kenya316:20170317201511j:plain

由希奈の同級生のユーチューバー。ほぼサイコパス。
ユーチューブでクロムクロ等の戦闘を間近で撮り、毎回莫大なPVをたたき出している。マジで高校を卒業するころには相当金持ちなんじゃないだろうか?
ユーチューブにアップすることしか考えないので、デリカシーに欠ける。視聴者からは早く死んでほしいと思われていたが最終話でまさかの設定が出てきたことと、結構信念をもって動画を撮影していたことが発覚。ソフィーが感心させられるレベル。
“マジ!?じゃあそっちで配信するわ!”

シナリオについて特に素晴らしいと思ったこと。

疑問が膨らみ先が気になるシナリオ。

シナリオの展開がとても丁寧です。

なぜ剣之介は450年前から現代によみがえったか?
剣之介が闘っていた鬼とは何者か?
なぜ剣之介だけがクロムクロを操縦できるのか?
何故450年たった現代で再び鬼が現れ始めたのか?
剣之介が描いた鬼の顔と、現代で闘っている相手が似ても似つかないのはなぜか?等々

徐々に明らかになっていくストーリー展開。その魅せ方が非常に丁寧。

剣之介と由希奈が少しずつ近づいていく感じがいい。

個人的にはラノベなんかによくある、簡単に落ちるヒロイン(いわゆるチョロイン)って大嫌いなんですよね。落ちる理由が浅いっていうか、唐突というか、都合よすぎるだろ、としか思わない。
これは少しネタバレですが、剣之介と由希奈は最終的に相思相愛になります。痴話げんかが全世界に配信されるレベル。でもそこに至るまでもPAらしく丁寧に描いてくれてると思うんですよね。
最初はお互い、そんなに印象はよくなかったでしょう。
由希奈は途中、もうクロムクロに乗りたくないと言って逃げ出します。剣之介はそんな由希奈を探しに行きますが、由希奈を見つけても決して“クロムクロに乗れ”とは言いません。(あ、クロムクロは2人乗りの複座式です。ギアスで言うとガウェイン)。ただ世話になった、と立ち去ろうとします。由希奈は自分しか一緒にクロムクロに乗れないということ、クロムクロに乗らないと鬼を撃退できないことを知っているので、結局自分から、クロムクロに乗ってもいいと提案します。それでもやっぱり由希奈は怖いのですが、そんな由希奈に剣之介は“何があっても守る”と約束をします。侍っぽく真面目に言うところが良いですね。この辺りからでしょうか。二人が少しずつ近くなり始めたのは。由希奈が鬼にさらわれたときも自然な流れで由希奈を助ける感じがポイント高かったですね(由希奈も頼るだけじゃなく自分で何とかしようとします。実にたくましい。)。
そして24話でなんと。

f:id:kenya316:20170317201422j:plain


24話が神回。一人一人に見せ場

f:id:kenya316:20170317201415j:plain

主人公だけが異様に活躍するアニメも多々ありますが、クロムクロは違います。この24話は極めて不利な状況の中で、残りの敵勢力との総力戦となります。この回はAパートもBパートもホントに良かったです!制作サイドがキャラクター一人一人を大切にしてる感じが伝わってきました。全員に見せ場がある。そこでそのキャラが来たか!っていう感じ。特にセバスチャン、ソフィー、ムエッタ、ゼル、糞糞言う人あたりですね。

f:id:kenya316:20170317201416j:plain

思いつく限り最高の最終話、伏線の回収も良し!

24話の最終戦が終わった後もひと悶着あります。要するに最後の着地点をどこに設定するかということですが、個人的には、このシナリオの流れで思いつく限り、最高の最終話に仕上がっていたのではないでしょうか。落として上げて、さらに落としてもう一度上げる!みたいな(笑)。まぁここは人の感性にもよるけどね。ネタバレはしませんが、切なさの残るハッピーエンドです。余韻が残り、その後どうなったかはある程度予想できますし、続きを見たい想いもありますが、決して投げっぱなしの終わり方ではなりません。 由希奈は第一話から自分の進路に悩んでいました。進路希望の紙に第一志望から火星、木星、金星とか書いてます(これ、先生はキレてもいいと思う。ちゃんと対応してる辺り、この先生はかなりの人格者)それをあのような形で回収してくれるとは!素晴らしいです。

f:id:kenya316:20170317201419j:plain

また剣之介も自分が生きていた時代から450年が経ち、仕えていた雪姫もすでに亡くなっている中で、物語中盤までは死に場所を求めていますが、由希奈と接するなかでそれも変わっていきます。
あぁ、このアニメはただのロボットアニメではなく、キャラが成長していく、やっぱりP.Aらしいアニメだったんだなと最後の方になって気付きました。
この最終話に匹敵するのは剣之介が由希奈と一緒にカレー屋ENDしかないですね。剣之介はカレーがとても好きで、物語の中盤、由希奈のレシピで超絶上手いカレーを作ったりしてるので。


以上です。
ネタバレしないように良さを伝えるのは中々難しいですね。
僕はアニメは好きですが、自分をアニオタとは思っていません。単なる萌えアニメのようなものは見ないし、見始めても途中で切る作品もいくらでもあるし、1クールに1つか2つくらいしかアニメは見ません。ですのでにわかアニメファンだと思っていますが、だからこそ、そんな自分でも最後まで視聴に耐えうるアニメに出会えた時の喜びはひとしおです。そしてこのアニメは、少なくとも僕にとってはそういうアニメでした。
是非機会があれば見てみてください。
じゃ。