Astronaut

暮らしを豊かにするWebメディア。科学、ポルトガル語、アニメ、ブラジル、生活の知識etc、取り扱っております。最近は暗号通貨にハマりそうです。

【ブラジルの絶滅動物】一度でいいからお目にかかりたかったブラジルの絶滅動物11。

【スポンサーリンク】

絶滅動物とはもはや自然界でも飼育下でも既に存在しない動物のことだ。また一つのカテゴリーとして自然界における絶滅種があり、それは飼育下においてはまだ存在するものをいう。一部の研究によるとこの50年間で科学の進歩とともに絶滅のペースも予想以上に上がってきているらしい。

ブラジルにおける最新の情報では、絶滅したとされている種が11種存在し、これらのうちの5種はブラジルに特有のものでその生息地はもはやない。そして他の5種は特有ではないが絶滅し、他の生息地でも絶滅状態にある。残りの一種のみが野生ではなく飼育下で存在しているとのこと。

今日はブラジルを含め南米に生息していたが既に絶滅してしまった動物たちを紹介しようと思う。非常に情報も少なく、もう見ることができない動物がいるというのはシンプルに残念に思う。

ブラジルにおける動物データ。
1192種 絶滅危惧種
9165種 絶滅の脅威無し
1181種 脅威あり
11種 絶滅済み

では実際に見ていこう。

まずは5種のブラジル固有種


1

Rato-de-fernando-de-noronha

Rato-de-fernando-de-noronha,別名Noronhomys vespuccii, 群島において入植者の到達まで存在していた。島において化石が見つかったが、その写真は見つからなかった。ちなみにRatoというのはポルトガル語でネズミである。 絶滅した原因としては外来種のネズミRattus rattusが征服者たちの船やカラベラ船から島に入り込み生態系を荒らしたとされる。このネズミはアジア原産で黒死病のような危険な病気を媒介もしていた。


大西洋岸森林の3種の鳥

2

Gritador-do-nordeste

f:id:kenya316:20170520144916j:plain

Gritador-do-nordeste、Cichlocolaptes mazarbarnettiは数年前に発見された唯一の種で、しかし、すぐに絶滅の危機に瀕したと宣言された種だ。彼らの絶滅は、大西洋北東に農業開拓の前進による生息地の森林伐採、火災であるとされている。


3

Caburé-de-pernambuco

f:id:kenya316:20170520144919j:plain

Caburé-de-pernambuco,Glaucidium mooreorum,はRio Formoso と Tamandaré (PE)地域の大西洋森林150mの高さの森に生息していた小さなフクロウだ。2004年以降同種のフクロウは見られていない。この種の絶滅も農業開拓の前進による大西洋森林の破壊によるものだと考えられている。


4

Limpa-folha-do-nordeste

f:id:kenya316:20170520144915j:plain

O Limpa-folha-do-nordeste,Philydor novaesi,はMurici (AL) と Jaqueira (PE)環境保護区に生息していた小さな鳥だ。2011年に確認されたのが最後。上記と同じ理由により絶滅。名前の意味は葉をきれいにするもの、という感じ。


5

Perereca-verde-da-fímbria

f:id:kenya316:20170520145024j:plain

A Perereca-verde-da-fímbria, Phrynomedusa fimbriata,サンパウロ州のサントアンドレのserra de paranapiacaba地域の1000mより高い高度に特有に見られた小さなカエル。最後に確認されたのは1923年でなぜ絶滅したかはわかっていない。


局所的な絶滅種
次の種はブラジルに特有の種ではないもの達である。つまりブラジル原産であるが他の地域、同じ大陸の水中や地上に住んでいた。鳥たちは南西から南にかけて生息していた。サメたちはもっと南に住んでいたらしい。
鳥たち、すなわちMaçarico-esquimó, arara-azul-pequena, peito-vermelho-grandeは、農業のおける農薬の使用過剰による元々の生息地を破壊され蹂躙された。2種類のサメは海賊船などの無制限の漁獲産業により絶滅に追いやられた。


6

Maçarico-esquimó

f:id:kenya316:20170520144913j:plain

Maçarico-esquimó, Numenius borealisはカナダから来た小さな鳥でカリブからチリ、ウルグアイ、ブラジルの南まで到達した。最後に観測されたのは1963年である。脚が長い灰色で、貝、小魚や甲殻類を餌とする。


7

Arara-azul-pequena

f:id:kenya316:20170520144921j:plain

Arara-azul-pequena、Anodorhynchus glaucusはアルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイ、南ブラジルの川沿いに生息地があり、岩山に巣を作る。このインコはブラジルでは1960年以降見られておらず、その絶滅は水辺を伴う森の破壊、とりわけ彼らを養っていたヤシの木の急激な現象に起因する。多くのインコは違法の狩りの餌食になって外国に売られたり、その羽が工芸品の原料として使われたりした。ターコイズブルーの羽と灰色の頭で、長い約70センチ。嘴の下側に黄色のスポットがあり、その下側はさらに濃い青色である。


8

Peito-vermelho-grande

f:id:kenya316:20170520145026j:plain

Peito-vermelho-grande, Sturnella defilippii ou Leistes defilippiiはブラジルにおいては絶滅した。生息地はブラジル南西部のパンパであり、まれにみられた。最後に確認されたのは70年前のリオ・グランジにおける。同じように、損なわれやすいアルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイのパンパにも生息していた。名前の意味は“大きな赤い胸”。


9

Tubarão-dente-de-agulha

f:id:kenya316:20170520145022j:plain

Tubarão-dente-de-agulha, Carcharhinus isodonはブラジルの南海岸において絶滅している。“針の歯のサメ”という意味。この種は米国とメキシコの大西洋岸の南東の沿岸水域に生息域を持つ。このサメは深さ10メートルの浅瀬に住む海洋動物で釣り針でも網でも容易く確保された。。


10

Tubarão-lagarto

f:id:kenya316:20170520145020j:plain

Tubarão-lagarto ou Schroederichthys biviusは南アメリカ大陸沿岸地域のブラジルの南西からビーグル水道を通ってチリの北にかけて生息していた。通称“トカゲざめ”。唯一のモデルが1988年にブラジルにおいて発見された。何人かの科学者によると多くの船(タンカーや漁船)が引き起こす渋滞が生み出す騒音公害によって繁殖が妨げられた。


11

Mutum-do-nordeste.

f:id:kenya316:20170520145028j:plain

飼育下においてのみ存在。
Mutum-do-nordeste, Pauxi mituは2001年から野生のものは絶滅している。Mutumというのはホウカンチョウという鳥である。この種はペルナンブコとアラゴアス州で大西洋岸森林に自生し、排他的である。過度な狩猟とサトウキビを植えるための生息域の歯かによって絶滅した。個体は他のところには野生では存在せず、飼育下においてのみ現在は生存している。

条件が整えば、飼育下の種は自ら繁殖し、元の生息地も保存されるならば野生に帰る道もあるかもしれないとのこと。


どうだったでしょうか?
その他にもブラジルには日本では見られない珍しい動物がたくさんいます。彼らがいつまでも残っていける自然環境を保ち続けて欲しいですね。
じゃあ、これで。