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初心者がロゴ制作を勉強するのにおすすめの本を7つ紹介するよ。

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2018年の下旬にロゴの魅力、深さに憑りつかれてからロゴ制作に関する本をそれなりに読み漁った。ロゴ制作を本業としてやっている人はヒアリングからプレゼン、納品に至るまであんな小さなロゴにどれだけ手間暇をかけてやっているかということを知ることもできたし、クライアントの意図を汲み取り、ロゴ制作の指針とする具体的な手順も自分なりに身につけることが出来た。



という訳で今回は完全初心者がロゴ制作について学ぶのにおすすめの本をいくつか紹介し良いと思う。
最初僕は図書館で本を借りて読んだが、ここで紹介する本達はどれも後に購入し家に置いてあるものである。

ロゴ制作をやってみたいという人、初めて見たいという人は参考にしてみてほしいと思う。
それでは。




日本のロゴ 企業・美術館・博物館・老舗・・・シンボルマークとしての由来と変遷


日本企業のロゴが結構たくさん載っていてどのロゴも本当にセンスのあるものばかり。大体1ロゴの紹介に半ページか1ページ程度割いてあって、解説がついているのでこのロゴのこの部分にはこういう願いが込められているとか、少しずつ更新されてきて今現在のこのロゴに至っているとかしっかり理解することができるのでいい。
日本のロゴに限定されているのもいい。
すべてではないが、非常にシンプルなロゴがたくさん載っていて、大企業であればあるほどシンプルになりやすい傾向があるのもわかったし(もちろん例外はいっぱいあるけど)シンプルな中でもワンポイントのわずかなアクセントにもこれだけのニュアンスと願いが込められているのか!というようにロゴの深さを改めて感じさせてくれる。
だからこそ自身がデザインするときにも、ロゴを通して企業や個人事業種の方が「どう思われたいか」ということをなんとかロゴの中に込めてあげたいというモチベーションになったと思う。
洗練されたロゴっていうのは本当になんて、ロゴマークとロゴタイプの一体感があるのだろう。





日本のロゴⅡ  企業、学校、レジャー施設、スポーツチーム・・・シンボルマークとしての由来と変遷


日本のロゴの続きにあたるようなもの。
無印はどちらかというと大企業のものが多く、シンプルで単色というイメージであるのに対して、こちらは学校の校章とか、レジャースポットとかスポーツチームのロゴとか、非常にユニークでオリジナリティの溢れるものだったり、カラフルなものが多く載っていたのでそういう方面のロゴ制作にあたり、一度は目を通しておきたいものばかりだった。しかし、実際に制作しているときは本やネットを参考にするのはやめよう。自分のデザインというよりもイメージが勝手に凝り固まってしまうからだ。





ロゴデザインの現場


この本の中で紹介されているロゴは大企業とかではなくてもう少し地域に根差した企業やプロジェクトのものがほとんどである。 だからなのか、紹介されているロゴのデザインが先進的に感じるものが非常に多かった。実際結構新しい(歴史の浅い)ロゴが丁寧に紹介されていて最近のロゴデザインの傾向を感じ取ることができる。
3人のデザイナーの方のいくつかの仕事が非常に詳細に紹介されているので本業ではない方にとても良い本である。
クライアントからのヒアリングからコンセプト設定、ラフスケッチ、候補案の絞り込み、プレゼン、採用と緻密化、修正、マニュアル作成などそれぞれの段階で各々がどのような意識で、また具体的な方法でロゴを制作していくかという一連の流れがたくさん紹介されているのでめちゃくちゃ参考になる。もちろん人によって異なるところもあるので、あくまで参考にしながら、自分なりの、もっとも効率的かつ効果的な方法でやっていけばいいのではないかと個人的には感じた。
独学でプロと同等のクオリティを目指す人にぜひ進めたい一冊。





ロゴづくりアイデア大全


この本もとてもよかった。
載っていることは基本的なロゴ制作のフロー(具体的な手法)に、業種別の実例集(実際の企業のロゴ)、アイデアソース、ロゴづくりの実践(illustrator等を使いながら作る見本)、さらにアレンジしたillustratorなどの使い方、といった感じ。初心者の方にもわかりやすいように制作の流れを把握するところから、古典的、先進的、常識的、伝統的なポジショニングマップから探るロゴのカテゴライズ、キーワード選定、モチーフからデザイン化、視認性や可読性についてなども教えてくれるし、円のデザイン、文字をモチーフとしたデザインのオリジナルのアイデアソースも結構載っていて刺激になる。まぁ実際制作するときは本やネットを見ながら作ると頭が凝り固まってしまうので柔軟な発想とオリジナリティを追求するためには紙と鉛筆でラフデザインをしていくほうがいいと思うけど。

またいくつかのロゴの見本はillustratorで実際に制作するように実践演習の章もあるので、初心者であればイラレなどで自分が作ることが出来、デザインの幅を広げることもできる。
個人的に感じたのは、ロゴマークだけではなく、ロゴタイプも既存のフォントをそのまま使用するのではなくて、細かいところをわずかに修正することでロゴのコンセプトをしっかり表現していくその丁寧さだ。
以降僕もそのようにしている。




ロゴラウンジ


非常にたくさんのロゴが載っているロゴライブラリーだ。
日本のロゴもあるけどほとんどは海外のロゴである。
何がいいかって載っているロゴの数が半端ない。文章はほとんどなく、したがってひたすらロゴが載っているだけでどういうコンセプトとか意味とか良く分からないものも多くあるが、デザインそのものを参考にするのには最適である。
ただ先ほど書いたが、実際に制作しているときは自分の中から出てきたオリジナルのものから制作ししたほうがいいのではないかと思っているので制作中じゃないときに目を通そう。
アルファベットを各文字をモチーフとしたものからワードロゴ、自然や動物、人間や神話、幾何学的形などそれぞれのカテゴリーに分かれているので、とにかくよく目を通し、こういうロゴもあるのかとそのパターンを自分の中にインプットするといいのではないかと思う。
文章はほぼないのでめっちゃ気軽に見れるのも良い。暇な時とか、見ているだけで面白い。
なお、volumeがいくつかあるので一冊見てみて良かったら他のも買ってみるといいと思う。僕は一個しか持ってません。




縁起のよいデザイン


その本の名前の通り。縁起の良いデザインが載っている。縁起の良いチラシやパッケージデザインもも載っているが、実は本の半分程度がロゴデザインを載せている。
縁起のよいと謳っているだけあって、さすがにめちゃくちゃセンスがいい!と感じるデザインが多い。
美しいと思ったデザインについてよく目を通しながら、なぜ自分がそう思ったのかということを考察することにより自分で制作するときも美しいデザインを作る際の力になるのではないかと考えている。
この本にはロゴが看板やサイト、名刺やチラシなどに展開されたときの写真も載っているので自分で制作するときもいろんなメディアで使用されることに耐えうるロゴがどのようなものかイメージをつつけることができるだろう。




スタイル別ロゴデザイン


とてもセンスのいいロゴがたくさん載っているロゴライブラリ。
1ページに対してロゴが6つ程度載っていて、説明は特にない。ひたすらロゴが載っている。スタイル別とあるようにカテゴリに分かれていて、なごみスタイル、ナチュラルスタイル、モダンスタイル、ポップスタイル、スウィートスタイル、ジャパンスタイル等のカテゴリーがある。「日本のロゴ」で紹介されているのはかなりメジャーな企業や団体のものがほとんどであるのに対してこちらはかなりマイナーどころのロゴばかりで、しかも非常にセンスのあるものを集めてあるので個人的にはかなり気に入っている。やはり見ているだけで楽しい。





とりあえず以上である。
僕もまだロゴ制作に触れ始めて大して時間はたっていないし、見た本も15冊程度であるがその中ではこれらの本が良いと感じた。この中でも特によかったのは「ロゴデザインの現場」と「スタイル別ロゴデザイン」だ。「ロゴデザインの現場」は本文でも述べているが、プロの方がどのようにロゴ制作に臨んでいるかが非常に詳しく書いてある。そういうコネがなければなかなか触れることができない内容ばかりでとても参考になったし、心構えを真似できるようによく読み返している。「スタイル別ロゴデザイン」は何度もいうが非常にセンスのいいロゴがかなりたくさん載っているのが良い。

今後もまたいい本があったら追加していこうと思う。もう少し、イラストレーターやフォトショップなどの実践的なものでロゴ制作に特化したいいやつがないか今は探しているところ。ちなみに僕はプロじゃないのでイラストレーターなんて使ってなくて、代わりにinkscapeを使用している。巧く使えばロゴ制作で使える機能は大体そろってるから。

じゃ。