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ポルトガル語の複数形の作り方。ルールをしっかり覚えて正しい形を身につけよう。

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英語にもあるようにポルトガル語にも名詞の複数形があります。
複数形を作る場合は基本的には、『s』をつければいいのですが、いくつか特殊な複数形の作り方がありますのでそのルールをしっかり覚えて正しい複数形を作れるようにするとよいです。
今回は複数形の作り方についてのルール等をまとめてみました。
参考にしてください。



単純名詞の複数形の作り方

単純名詞の場合、全部で8通りの複数形の作り方のルールがあります。それぞれを見ていきましょう。

a)母音、口頭二重母音、または『n』で終わる名詞は『s』をつける。

例)
pai - pais
ímã - ímãs
hífen - hifens (sem acento, no plural).
Exceção: cânon - cânones.

一番多い場合がこれに当たります。単純に『s』をつけるだけです。口頭二重母音というのは二重母音だけでなく、発音が二重母音のものも同様のルールに従うということです。

b)『m』で終わる名詞は『ns』にして複数形にする。

例) homem - homens.
発音的には(a)と同じですが、綴りが違います。『m』をとって『ns』にするということを覚えておきましょう。

c)『r』または『z』で終わる名詞は『es』をつける。

例)
revólver - revólveres
raiz - raízes
Atenção: O plural de caráter é caracteres.
Atençãoは途中で『c』が入っているところに注意しましょう。

d)『al』『el』『ol』『ul』でおわる名詞は最後の『l』をとって『is』をつける。

例)
quintal - quintais
caracol - caracóis
hotel - hotéis
Exceções: mal e males, cônsul e cônsules.
このあたりから結構特殊な複数形ですのでしっかり理解しましょう。おそらく発音のしやすさが原因でこのような形になったと思われます。単純に『l』に『s』をつけた場合は発音しにくいです。だから『is』をつけます。

e)『il』でおわる名詞は二種類の方法で複数形にする。

  1. 最後の音節に強勢のある名詞の場合『is』にする。
    例) canil - canis
  2. 最後から二番目の音節に強勢がある場合、『eis』にする
    例)
    míssil - mísseis.
    Obs.: a palavra réptil pode formar seu plural de duas maneiras:
    répteis ou reptis (pouco usada).
    この場合は強勢、すなわちアクセントがどこにあるかで変わります。

f)『em』で終わる名詞は二種類の方法で複数形にする。

  1. 単音節または最後の音節に強勢の場合は『es』をつける
    例)
    ás - ases
    retrós - retroses
  2. 最後から二番目または三番目の音節にアクセントがある場合は『変化しない』
    例)
    o lápis - os lápis
    o ônibus - os ônibus.

g)『ão』で終わる名詞の場合は3種類の方法で複数形にする。

  1. 『-ão』を『-ões』にする。
    例) ação - ações
  2. 『-ão』を『-ães』にする
    例) cão - cães
  3. 『-ão』を『-ãos』にする
    例) grão - grãos

h)『x』で終わる名詞は『変化しない』。

例) o látex - os látex.

ちょっと多いですが、これらのルールを覚えて正しい複数形を会話の中でも作れるようにしましょう。


複合名詞の複数形

まず複合名詞とは、二つの語が集まって一つの名詞として機能するものです。
複合名詞の複数形は、綴り、複合名詞を構成する単語の品詞、それらの相互の関係によって異なります。ハイフンなしで綴られているものは、単純な名詞のように動作します。以下、例。

aguardente e aguardentes
girassol e girassóis
pontapé e pontapés
malmequer e malmequeres

要素がハイフンで区切られた複合名詞を複数化するには、次のルールに従って行います。

a)両方の単語が名詞の場合、最初の単語のみ、または両方を複数形にするかを選択できます。

palavra-chave = palavras-chave ou palavras-chaves
couve-flor = couves-flor ou couves-flores
bomba-relógio = bombas-relógio ou bombas-relógios
peixe-espada = peixes-espada ou peixes-espadas

b)2つの要素が次に示す品詞で構成されている場合、両方の単語が変化します。

名詞 + 形容詞 = amor-perfeito e amores-perfeitos
名用紙 + 名詞 = gentil-homem e gentis-homens
数詞 + 名詞 = quinta-feira e quintas-feiras

c)次の品詞で構成される場合、2番目の要素のみが変化します。

動詞 + 名詞 = guarda-roupa e guarda-roupas
不変語 + 可変後 = alto-falante e alto-falantes
繰り返し語 ou 擬態語 = reco-reco e reco-recos

d)次の要素で構成される場合、最初の要素のみが変化します。

名詞 + 前置詞 + 名詞 = água-de-colônia e águas-de-colônia
名詞 + 隠れた前置詞 + 名詞 = cavalo-vapor e cavalos-vapor
二つ目の例の『隠れた前置詞』とは本来あるはずの前置詞が省略されている場合を指します。

e)以下で構成される場合、不変です。

動詞 + 副詞 = o bota-fora e os bota-fora
動詞 + 複数形の名詞 = o saca-rolhas e os saca-rolhas

f)その他、特殊な例

o louva-a-deus e os louva-a-deus
o bem-te-vi e os bem-te-vis
o bem-me-quer e os bem-me-queres
o joão-ninguém e os joões-ninguém.

どうでしたでしょうか。
今回は複数形の作り方のルールを見てきました。
最初はなかなかとっさに複数形を作るのは難しいかもしれませんが、慣れてくれば暗記ではなく、このような発音の場合はこのように複数形にする、というのができるようになると思います。
ルールを知ったうえで多くの単語に文章の中で触れるようにしましょう。

本記事は以上になります。ポルトガル語の文法に関しては以下の記事も参考になります。

www.kenya316.com

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